パープルの似合う和室 [interior -インテリア-]
畳のある和室には、和風のカーテン。
と、いうお客さんはすっかり少なくなってしまいました。
特にマンションとなると、他の部屋との兼ね合いもあり、モダン和風や
アジアンテイストをみなさんお探しになるようです。
今回、TKさんがお選びになったカーテンは、「素敵なおうち と カタリナ」
の時にご紹介したのと同じ、英国WILMAN社のカーテン。
こちらは大胆な大きさながらすっきりとした印象のプリントの花柄。
さらに、WILMANの特徴である、柄違い&色違いのコーディネート展開も
活かしたい・・・そんなご要望から生まれたのが、「ロディくん と プレーンシェード」
でご紹介しました、裾の切り替えカーテンです。

花柄と同じ色をいくつも使ったチェックのプリントを裾から少しあがった
ところから切り替えてジョイント。ひとつの窓で異なるパターンの生地を
楽しめる、なんとも贅沢なコーディネートです。
ここまででもじゅうぶん素敵なのですが、やはりレースにもこだわりたい、
というTKさんの選択は、同じパープルを基調としたストライプのボイル
レース。アクセントのラインはゴールドのグラデーションでフロントカット
されていて、陽が差すと本当に美しいです。こちらのレースは五洋インテックス
のIN HOUSEというブランドです。
小雨のぱらついたお天気なので写真がちょっと暗いのが残念!です。
和室のカーテン、といっても選び方はさまざまです。このデザインは
こげ茶やワインレッドが洋間に使われたりするのですが、これのパープルを
和室に、とおっしゃられたお客様は本当にセンスの良い方で、こちらも
まだまだ教えられることがたくさんあります。
デザインにとらわれてしまうのではなく、お気に入りの色を、その用途の
お部屋に合わせて染めていくことで、いつもと違うお部屋が生まれます。
当たり前のようで気づかない、とっても素敵なアイデアですね。

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インテリアにCDを。 [music -音楽-]

↑北欧モダンな香りのするこれ、なんだかご存知ですか?
10年くらい前に少し話題になったCDです。
ただし、そのころは今に比べて、まだまだミッドセンチュリーデザインが
日本の家庭で受け入られてはいませんでした。
レコードのジャケットをインテリアに取り入れるというのは、もう何十年も昔から
ありました。時代がCDに変わっても、それは変わりません。ジャケットが見える
ように工夫を凝らしたCDスタンドや収納ケースもたくさん見られます。
でも、いざ飾ろうと思っても、インテリアとしてうまく溶け込んでくれるジャケット
は案外少なくて、ましてや中身の音楽もインテリアとしてコーディネートしようと
思うと、まったく困り果ててしまったりします。
というわけで、僕なりに聴いてきた音楽でジャケットが素敵なものや、逆に
ジャケットに惚れて買ってしまったけど中身も良かった!みたいな感じのCD
をいくつかご紹介していきたいと思います。
最初の写真のCDは、Stereolabの「Dots and Loops」。ゆったりとした休日に掃除機を
かけたりお洗濯をしたりするといい感じです。彼らのジャケットはどれもセンスがよく、
色も綺麗なものが多くてお奨めです。
日本で人気の高いギタリスト、ブライアン・イーノも、いつもジャケットで楽しませてくれる
アーチスト。その音楽と同様、アート性の高さも人気の要因なのでしょう。同じく実験的
音楽を手がけるバッドとの共作となるこのCDは美しいお部屋にぴったり。
美しい、と言えばビル・エヴァンスのピアノもインテリアには欠かせません。「Portrait in Jazz」
も名盤ですが、姪っ子のデビーに捧げたという「Waitz for Debby」のほうがジャケットは秀逸。
このジャケットのシルエットがデビーなのかな?甘いジャズのピアノが、インテリアを何倍も美しく
見せてくれます。
最後は今年に入って紙ジャケットで復刻された、シーナ&ロケッツのシーナのソロアルバム。
細野晴臣プロデュースの可愛いロックアルバムです。
日本のロックにも楽しいジャケットがいっぱいあります。特に最近は紙製のジャケットで復刻
されることが多くて嬉しい限り。プラスティックケースに入ってるよりも無機質な感じがしなくて、
うまく空間に馴染んでくれるので、ついつい紙ジャケットのほうを買い求めてしまいます。
機会があればいろいろ紹介していきたいと思います。よろしければみなさまのお奨めも教えて
いただけると嬉しいです。
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麻づかいのレースカーテン [interior -インテリア-]
春らしくなってきました・・とはとても言えない寒さですね。
今日お越しいただいたお客様も「外は寒いですよ~」とおっしゃっていましたが、
お子様たちは元気に店内でお絵かきしたり、かくれんぼしたり。
仲の良いご家族を見ると、ほんとにホッと安らか気分になれます。
今日ご紹介するのは、麻使いのカーテンをおふたつ。
綿やレーヨンに麻をミックスしたカーテンは、微妙な色合いや素材感が
とっても「やさしい」。

上の写真はFEDE INTERNATIONALの「アンヴェルス」というカーテン。
シアーカーテンと呼ばれる、少し厚めのレースです。今回撮影が夜に
なってしまったのが残念ですが、ここはマンションの最上階の14階。
14階というのは京都ではここ最近ようやく普通になってきた高さで、
少し前では考えられませんでした。外を見ると案外たくさんの高い
建物がありますが、それでも周囲の山々が見えるのは本当に素敵です。
そんな環境であれば、わざわざ分厚いカーテンをつけなくても、1枚で
大丈夫。そのかわりに、1枚でもじゅうぶん存在感のある、「デザインと
素材感」を大切にしたカーテンをお選びいただきました。

麻のネップを活かしたナチュラルな風合いに、こげ茶のインクで描かれた
ようなかわいいお花、そしてシルエットのようにホワイト色で描かれた大きな
チューリップが折り重なっています。
また、生地にはタテ方向にスリットが入っており、昼間はここから光が
差し込んでさらに美しさが引き立ちます。
下の写真はリビング。こちらも同じFEDE社の「エグゼルマ」というカーテン。
同じく麻を用いたレースで、テラスと腰窓にそれぞれカーテンとシェードを
ペアでコーディネートしました。こちらもチェックのスリットが入りますが、やはり
麻素材のため、そのラインは真っ直ぐにはなっていません。チェックのもつ
生真面目さがお嫌いという方も、このやわらかさは逆に魅力的かも。

毎日、光と触れ合うレースだからこそ、素材にこだわって楽しみたいものですね。
飾らないシンプルライフが、ちょっと味わい深いものに変わっていきそうです。
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お風呂に木製ブラインド? [interior -インテリア-]
天然木を使った、あたたかみのあるお風呂。
外にはちょっとしたテラスを設け、緑が見えます。
自然との調和をたいせつにした、一日の疲れを癒してくれるこんな素敵な浴室に、
カビだらけのロールスクリーンではがっかりですよね。
でも、木製のブラインドをそのまま浴室に使うことはできません。あっという間に
羽根が変形し、腐ってしまいます。
そこで、S様にご採用頂いたのがナニック社のウッド・パーフェクト・ブラインド。

樹木の繊維と塩化ビニールの合成素材を使用した、限りなく本物の木に近い
特殊なスラット(羽根)。実際、木目の出方も風合いも、言われなければわから
ないほどの本物に近い質感です。
もちろんメカニックレールの部分もアルミやステンレスなど錆びない部材を使用
しています。
アメリカのナニック社は、世界中の建築家がその良さを認めている、木製ブライ
ンドの最高のメーカー。ミリ単位での製作、注文毎の個別の塗装、羽根の反りなど
に対する品質保証など、他社にはないハイレベルな特徴をいくつも兼ね備えて
います。

こんなお風呂で毎日過ごせたら、本当に癒されるでしょうね。ご家族の
あたたかい暮らしが感じとれるようです。
テラスにある植栽は、おなじ京都のガーデニングショップ「バーミースクエア」の
プランニング。素敵なインテリアにはグリーンもマストアイテムです。
バーミースクエアのHPはこちら http://hojuen-gc.co.jp/
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カントリーウッド [interior -インテリア-]
ご無沙汰してすみません。so-net blogの重さに負けて更新が途絶えてしまいました。
blogの引越し先を検討していましたが、少しずつ改善されている様子ですので、もうしばらく
こちらでお世話になります。
さて、今日は木製ブラインドをご紹介致します。
木製ブラインド、通称ウッドブラインドにもたくさんのメーカーがあり、品質も価格も
多種多様ですが、今回ご紹介するのはこちら。

国内メーカーのタチカワブラインドやニチベイを含め多くのスラット(羽根)を見比べ、
設計士の先生とお客様が「これしかない」とお決め頂いたのが、ハンターダグラス社の
「カントリーウッド」です。
写真では木目の表情や質感がお伝えしにくく残念なのですが、表面が美しく、
色も鮮やかで、国内メーカーのベタ~っとした塗り具合とはかなり異なった印象です。
大きい窓になると、更にその美しさが際立ちます。

ハンターダグラス社はオランダに本拠を置く世界最大のブラインドメーカー。
こだわりのモノづくりには定評があります。例えば、スラットをオーダーサイズに
カットした後に塗装をかけるので、下の写真のように断面もキレイに色がついて
仕上がります。国内メーカーでは切り口は元の白い木材のままです。
小さなこだわりのようですが、実際に取りつけるとその違いは歴然です。

次回も引き続き、ブラインドのお話です。
しばらくお休みしましたが、あらためましてお付き合いのほどよろしくお願いします。
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インテリア と いいかげん [books -本-]
今日は本の話。
インテリアの本、と言っても本当にたくさんの種類があります。
手作り雑貨の本から住まいの実例集、洋書の写真集もあれば
デザインの学術書のようなものまで。
実際にお部屋や家具の写真があるとイメージが湧きやすく
自分のインテリアの参考になり重宝します。掲載されている
インテリア商品をそのまま購入できる通販形式の雑誌も
たくさんあります。
ところで。インテリアというとついついディテールに目が
行きがちで、買ってはみたものの今の部屋にどうも馴染まない。
とか、お店のディスプレイそのままのお部屋にしたけれど、
自分はそんな場所じゃ落ち着けない。とか、そういった経験は
誰にもあるはず。
そんな経験を積み重ねながら、自分のインテリアスタイルを
見つけていく。それがこの本の持つ優しさであり、温かさ。
著者の岩里祐穂は、今井美樹や坂本真綾で知られる作詞家さん。
いわゆる実例集のような、参考になる写真はあまり多くないです。
ただただ、彼女が自身のライフスタイルを見つめながらインテ
リアに向き合っていく姿が淡々と映し出されていきます。一編の
映画の主人公のように。文章が映像と自然と重なるのは、さすが
作詞家さんですね。
いろんな家やお部屋を見てあれこれ考えるのはすごく楽しいし、
使いたいもの、置きたいものは無限に広がってゆきます。
だからこそ、自分のスタイルを見据えて、こだわりを選び取って
いくことの大切さを、そっと教えてくれる。そんな素敵な本です。
情報が入りすぎて頭の中もお部屋の中も満員!っていうときに
読むと、ふっと新しいアイデアが生まれる。部屋の隅っこに
ちょっと忍ばせておきましょう。
次回は木製ブラインドのご紹介です。

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